割と頻繁にぼくは「しゅごキャラは自分の人生に影響を与えた」と言っている。
しかしこんな少女向けマンガの何にそんなに影響を与えたかについて不思議がってる人もそうでない人もいるかもしれないし、そのことについて言ったことはないのでちょっとここで言おうかなと思った次第である。
①日奈森あむという女
この物語の主人公、日奈森あむ。
紛うことなき
「ぼくが初めて好きになったアニメのキャラ」である。
小学生のときにしゅごキャラのアニメを観ていたのだが、確実に当時のぼくは彼女が大好きだった。
その頃からYouTubeは使ってて、動画を見てる中で見つけたのが「あむのバカじゃん?100連発」という動画である。(この記事にこの動画のリンクを貼り付けたかったのだが頑張って検索しても見つからなかった。見つけたという人がいれば教えてください)
タイトル通りあむちゃんが口癖である「バカじゃん?」を100回ひたすら言うだけの動画なのだが、その言い方とかがものすごく自分の好みだった。
時間を空けて最近しゅごキャラのマンガを全巻読んだ。あむちゃんの正義感だったり、人間らしさだったり、ちょっと恋は不器用だったり、そういう子どもの時にはあまり気づけなかった彼女の魅力に気づいた。
あとあむちゃんは小学5年生(作中で小6になる)で当時アニメを見ていた時はあむちゃんのことを「ひたむきに頑張るお姉さん」として観ていたのだが、大きくなってからアニメを見返すなりマンガを読み返すなりすると、家と外でキャラを使い分けることへの悩みだったり、なりたい自分が見えなかったりする中で何とか自分を変えようと努力する彼女がやっぱり健気で魅力的に見えた。
大好きなキャラが小さい時にも大きくなってからも別々の魅力を自分に見せてくれたヒロインは後にも先にもまだ彼女だけ。
割といろんな女の子向けのアニメは見てきたが、自分の中の女児向けアニメ最強ヒロインの座を彼女は長いこと守り抜いている。
あとこの物語、登場人物が割と恋仲に発展するのだが、そこの過程もおもしろくて好きですね。
②ストーリー
あまりにネタバレになるので詳しくは語らないのですが、子どもの時にアニメを見ていた時にはこのアニメの終わり方に納得がいってなかったのを覚えている。
ざっくりあらすじを説明すると、なんでも願いを叶えてくれる伝説のタマゴ「エンブレム」が悪い組織の手に渡らないようにあむちゃんを初めとする学校の仲間たち(ガーディアンズ)が戦うといった感じなのだが、このどこにあるのかも分からないエンブレムが話の終盤にどこにあるのかが分かったときになんか腑に落ちなかったのだ。
でも歳を重ねてからこのあらすじを思い出すと(ていうか最初に見た時から10年くらい経って久々に話の内容を思い出そうとしてある程度思い出せた時点で割と感動したのだが)、なんとなく話のテーマが掴めたのがすごく嬉しかった。
③曲
マジでOPもEDも神!
小さい時は「キャッチーな歌詞で覚えやすくてインパクトがあっていいなぁ」っていう印象だったのだが、大きくなって曲のPVを見るとそのパフォーマンスのクオリティの高さにビックリした。
曲への好感度はそのままに。
好きな曲のリンクを貼っつける。
・Buono! みんなだいすき
アップテンポでちょっとサビが切なくなるような感じがする。
歌詞がかなりしゅごキャラの世界観に合っている。
あと振り付けが大好き。
おわり!