ウイルスだ!自粛期間だ!アニメだ!
そんなノリで、今年は家にいる時間が多くて、いつもの何倍もアニメを見たわけだが。
その中で、面白かったアニメをいくつか取り上げて感想を述べていきたいなと思った次第。
1.id:INVADED(以下イドと呼ぶ)
凶悪殺人鬼の心の中の世界に人が入り込めるようになった、そんな未来の話。
「イド」と呼ばれる心の世界に名探偵・酒井戸が入り、どの人のイドにも必ずいる「カエルちゃん」という人物の謎を解きながらその事件の犯人、その世界が表す犯人の心理や、そもそもなぜ「イド」という世界を作り、入り込むことができるのかという謎を解いていくストーリー。
かなり見応えのあるストーリーでノンストップで見れた。
同じような犯罪者に主人公が向き合うアニメに「PSYCHO-PASS」というのがあるが、アレは世の中を生きる人そのものをドミネーターという機械を通じてどれだけ悪いかどうかを数値化して判断できる世界(ざっくり)の話だが、イドは殺人鬼の殺意を殺人現場から「ワクムスビ」という機械で採取し、「ミヅハノメ」という機械で殺意から「イド」を構築して、探偵が入り込むとシステムなので、かなり限定的だがPSYCHO-PASSがおもしろいと感じた人は、犯罪と機械が密接に絡んだ世界観というのは共通しているのでとっつきやすいと思う。
また殺意から作られた世界は例外なく(色んな意味で)荒れに荒れてるので、その中を捜索する探偵もそれなりに頑張るのだが、「イド」を動き回る時の探偵の知恵の絞り方がそれぞれの「イド」ごとに違っていて見ていておもしろいのでオススメ。
色んな人が「おもしろい!!!」というので見てみた。
日本に住む主人公のルルーシュはある日C.C.(シーツー)と呼ばれる謎の少女と契約をして自分の命令を1人に1つだけ従わせることができる「絶対遵守のギアス」と呼ばれる力を手に入れる。
舞台は超大国・神聖ブリタニア帝国に支配された日本。日本は「エリア11」と呼ばれ、日本に住む日本人はブリタニア人から「イレブン」と蔑まれるようになる。ルルーシュにはナナリーという妹がおり、ナナリーが安心して暮らせる世界を望み、そして母を暗殺された仇を討つためにルルーシュはギアスを使って父親が皇帝として君臨する神聖ブリタニア帝国に挑む、といったようなお話。
ルルーシュはブリタニアに立ち向かうために「黒の騎士団」という軍団を結成するのだが、彼は戦術家なのでまず陣形とかいろいろ考え、それを実行に移しているのを見ているのがおもしろい。
また、彼らはナイトメアという機械に乗って戦うのだが、そのデザインが人それぞれ(量産型みたいなのは除いて)違ったカッコよさがあるのでそこも男心をくすぐる。
これはダサいと思う()
でもこのアニメの何がおもしろいかって言えば複雑に絡み合う登場人物の人間関係だと思う。
まず敵の親玉がお父さんなので家族ぐるみで様々な駆け引きがあって(断じて地上最強の親子喧嘩ではない)、またルルーシュはアッシュフォード学園に通う一学生とあってもちろん友人関係も様々な事情が絡み合って、そういった事情から生まれる展開の一つ一つに本当にハラハラさせられたので、やっぱりこれもオススメ。
3.サクラ大戦
かわいい。
時は「太正」、場所は「帝都」東京。
父が命を懸けてでも守りたかった帝都はどのような所なのか、主人公の真宮寺さくらはそのような思いを胸に仙台から上京し、「帝国華撃団 花組」に入団する。普段はミュージカルをして、帝都を正体不明の敵、「脇侍」が襲った時は人の心に合わせて動く「光武」と呼ばれる機械に乗って戦うさくら達を描く。
まずこのアニメの何がいいかって言えば、
「女の子が戦う」
これに尽きる!!!
帝国華撃団はほとんどが女の子で構成されており、それぞれのキャラクターがまぁ魅力的!
帝国華撃団は花組・風組・夢組に分かれており、話のメインである花組はみんな出身地もバラバラで、それゆえにおもしろさがグッと増す回もあったりする。
あとはとにかく光武のビジュアルがなんか愛おしい。
(ザ○とかズゴ○クとかいう意見は受け付けておりません)
蒸気をぷしゅーぷしゅー言わせて(語彙力)動く様は見ていてホントにカッコいいな、って感じた。
また世界観が個人的にツボで、普段はミュージカル、時に戦うということで、全25話の中にも何話かミュージカルメインの話もあり、ミュージカル回とバトル回のメリハリがいいなぁ、って感じた。
さらにオープニングは「檄!帝国華撃団」という曲で、この曲はとても有名なのでは無いだろうか。それだけでもちょっと見てみようかなという気になるかと思う。
あと一言だけ。22話はマジで神回です。
ストーリー、そこで出てくる機械、流れる曲、全てが文句無し。これはガチ。
4.うみものがたり~あなたがいてくれたコト~
かわいい。
まさかの原作がパチンコ(笑)
「海物語」というパチンコならパチンコを打たない人でもワンチャン名前くらいは知ってるのでは無いだろうか。
そんな話はさておき。
マリンとウリンは人間の姿をした、海の中で生活する姉妹。2人はある日海の中へ落ちていく綺麗な指輪を見つけ、それを拾った2人はその持ち主を見つけるために「空の世界」(人間たちが住む世界)に出ることに。そこで指輪の持ち主である夏音に出会うのだが、あることをきっかけに夏音が住む島に封印されていた「セドナ」と呼ばれる力が解き放たれ、マリンは自分に秘められた「海の巫女」としての力に、夏音は「空の巫女」としての力に目覚め、2人は力を合わせてセドナに立ち向かう。
これも女の子が戦うアニメ。
もちろんパチンコを知らなくても楽しめる。
まず登場人物がこれまたみんなかわいい。
あとこのアニメを見て思ったのが話の展開の綺麗さ。
スゴく自然な流れで正体不明の力であるセドナが何なのかが分かり、感心してしまった。
王道を征くバトル系のアニメの要素にファンタジーの要素だったり恋愛の要素だったりちょっとカルチャー的(?)な要素だったりが散りばめられてて、見ていておもしろかった。
ちなむとエンディングテーマの映像がマジでかわいい。
以上4つが今年見たアニメで特におもしろかったと感じたアニメでした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。