がくが綴る何か

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ボヘミアン・ラプソディ 感想

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昨日、やっと映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ることができました!夏に映画を見た時の予告編から観たいとは思ってたので、公開日から2週間ほど後、しかもフレディの命日に観ることができたのは満足です。

 

ここから先は本編の内容を多分に含む内容となっているので悪しからず。

 

ではさっそく感想をば。

 

映画の大まかな内容としては、QUEENの楽曲と共にフレディ・マーキュリーの半生を辿る、といった感じ。QUEEN結成から、フレディがエイズで死ぬまでが本作品で描かれている時代です。

とりあえず話を全部観て感じたことは、フレディが素晴らしい仲間に恵まれていたということ。彼の音楽に対する熱意に応え、また彼に怒りを露わにしても最後まで信じてくれる仲間。当時としてはフレディのみならず同性愛者にはマイナスイメージが抱かれており、本作品にもフレディの同性愛疑惑が一大スクープになろうとするシーンがありました。しかしフレディのそばにいる人は彼に失望することなく、彼が死ぬまで彼をサポートし続けた。その分彼がゲイであるが故にエイズになってしまったことを仲間に告白したシーンは涙ものでした。

QUEENを音楽面で見ると、当時としてはかなり斬新な楽曲でデビューしてしばらくはトントン拍子でスーパースターへの階段を登っていく。特にこの映画のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」の制作は時間を割いて映像化されている。6分にもわたる曲を静かなパート、オペラパート、ゴリゴリのロックパートに分けるというのはフレディ自身も「無理やり」と言っていたが、彼らは自分の才能を疑うことなく自分たちのやり方を貫いていました。中でもオペラパートのレコーディングの際、テープに音声を何回も重ねて録音しており、(しかもかなりの高音パートをロジャー・テイラー1人で何回もこなしてた!)曲が完成してみんなで喜んでるのを見た時は一緒に喜べたくらいでした。

しばらくはQUEENは強固な信頼関係でたくさん曲を作っていきます。しかし、フレディが才能のあまり自分勝手な行動をするようになり、QUEENは解散の危機に陥ります。

この時からフレディは同性愛に目覚め、また恋人にもフラれと人間関係は散々な状態に。しかしかつての恋人に会って、「家族(フレディの仲間たちのこと!)のところへ帰りなさい」と言われて、フレディはQUEENの元へ戻ります。

QUEENの元へ戻ったフレディは仲間に自分がエイズであることを伝え、「たくさん曲を残したい」と言います。この映画屈指の胸アツシーンでした。

そして伝説の「Live Aid」でのライブです。1曲目のボヘミアン・ラプソディは鳥肌が立ちました。僕は最前列の席で見ていたのですが、(そこしか席が取れなかった😭)最後のライブのシーンでは客との一体感が半端なかったので、そういう楽しみ方もありだと思います。

 

まとめ。

映画を見る前に、多少なりともQUEENの曲、少なくとも映画のタイトルにもなっている「ボヘミアン・ラプソディ」くらいは聞いてから観るのがいいかと。

映画の大まかな感想ですが、フレディの持つ天性の才能、そして彼の周りの人達の素晴らしさにただただ感動するばかり。何よりも、世界的ボーカリストを45歳で失ってしまったというのは映画を通じてとても悲しく感じられました。しかしその分絶対にQUEENのことは好きになれると思います。

 

拙い文章ですが、ここまで読んでくださった方に感謝の念を。