タイトルはただの導入です。
別にガンダムの話をするわけではないです。
なんだったら今からする話には結論はないです笑
ただ思考を垂れ流したいなって…
「ぶつ」という動詞がある。
この前バイト先の塾で小学生の国語の授業見学をした時に、扱った文章中に「ぶつ」という動詞が出てきた。
その時まで知らなかったのだが、「打つ」と書いて「ぶつ」と読むらしい。
こうやってスマホで「ぶつ」と打っても予測変換で「打つ」と出てくるから間違いないのだろう。
ここで思ったことがある。
…なぜだ?
なぜ「打つ」が「ぶつ」になるんだ?
調べるのが面倒なのでいろいろ考えてみた。
「う」は濁点が付くと「ゔ」になり、日本語の範疇では実質「ぶ」と同じ発音になる。
とりあえず、普段は濁らないのになぜか濁ってしまう音の例を考えてみた。
例えば「立つ」という動詞がある。
これに「先」をつけると「先立つ」となり、普段「たつ」と読むはずの言葉が「だつ」と読まれるようになる。
既に理由が分からない。
「き」と「た」の音を繋げて読むのが難しいから「た」の音を濁らせたのかと思えば、「東西南北」の「北」は「きた」と読む。
なんだったら今挙げた「東西南北」にも罠があった。
「西」、「北」は音読みすればそれぞれ「せいorさい」、「ほく」なのに、「東西南北」となると「ざい」、「ぼく」とそれぞれ濁る。
分からない。
こと動詞に絞って考えることにした。
野垂れ死ぬ、威張る、殴り書き、などなど…
めっちゃある。悩ませるタネがアホほどある。
でもよく考えろ?
これらは全部動詞の前に何か付いてる。
きっと前の音との関係だったりで濁ってるんだろう、知らんけど。
でも!でもでもでも!!!
「ぶつ」は単独で濁ってんじゃん!!!
はぁ?ってなった。ますます分からない。
さらに悩ませるのが「平手打ち」という単語。
そう言えばブライトさんはアムロを平手打ちしたね…(関係ない)
話を戻して。
「打つ」濁ってないじゃん!
絶対「ひらてぶち」とは読まないじゃん!!
さらに絞って短い動詞だけで考えてみる。
書く、聞く、来る、蹴る、凝る…
どれも濁る前は普通の動詞だけど、濁ると普通の動詞ではない。
「刺す」と「座す」はどちらも動詞だけど、「打つ(うつ)」と「打つ(ぶつ)」の関係性とは何かが違う。
そもそも気づいたんだけど、
日本語で普通「う」って濁んなくね?
平手打ち、麺打ち、などなど…
「打つ」に限った話じゃない。
「うたえバンバン」という曲がある。
この曲の歌詞に「歌うたえ 歌うたえ 歌えバンバンバンバンバン」とある。
絶対に「うたぶたえ」とは歌わない。
断じて「うたぶたいのバラッド」という曲ではない。
このように、日本語の中で「う」の音が濁って「ぶ」になる例は「ぶつ」以外に思い浮かばない。語彙が足りないだけかもだけど。
ここで勝手に一つの説を立てることにした。
もともと金槌で釘を打ったりする時も、刑罰で人を鞭打ちとかにする時も「打つ」という動詞を使っていたが、「打つ」対象が人とそれ以外との場合で区別したいなぁ、人を「打つ(うつ)」 って言うのは味気ないなぁ、って思ったから人を叩くときだけ「ぶつ」という動詞を使うようになったのではないか?
当たり前のように根拠の無い説がまた一個できてしまった。
本当の答えは今日も分からない。
…反論が無いなら俺の勝ちだが?
ヴィクトリー!!!