がくが綴る何か

思ったことをテキトーな頻度で文にまとめ更新していこうかと思います。

ムーンライト伝説

アニメ「セーラームーン」のオープニングとしても名高い、不動の人気を誇る神曲ムーンライト伝説」。

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作中でもこの曲はセーラームーンが月の国での記憶を思い出すシーンで流れる大事な曲。

この曲が流れるとアニメでも1つ動きがあるな、って感じがして、アニメを見た身からするととても感慨深い曲である。

 

しかし、私は気づいてしまった。

 

この曲、歌詞の意味が分からない。

 

なので考えてみることにした。

 

 

「ゴメンね 素直じゃなくて

 

夢の中なら言える

 

思考回路はショート寸前

 

今すぐ会いたいよ」

 

まずこの部分から。

おそらく恋する1人の乙女の歌だろう。

セーラームーンは未来の月の国、クリスタル・トーキョーのお姫様であるプリンセス・セレニティがなんか知らないけどセーラームーンに転生?したという設定である(この説明はガバである)

 

当然お姫様となれば婚約者もいる。

その婚約者もセーラームーンもとい月野うさぎと同じ時代の某CV古谷徹に転生しており、セーラー戦士たちの戦いが進んでいくうちに互いの前世(と言っても未来の話だけど)の記憶によって導かれ、2人はお付き合いをすることになる。

 

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アニメを見たら分かるが、別にうさぎちゃんは自分の気持ちを伝えるのが苦手という人ではない。

なんなら某CV古谷徹の前でも感情はダダ漏れである。

なので彼女が「今すぐ会いたいよ」というのを素直に言えないと言うのは考えられない。

 

…と思いきや。

作中の最後の方で、某CV古谷徹は敵に洗脳されてしまいうさぎちゃんたちは彼と戦わなくてはいけなくなる。

さすがに倒さないといけない敵が最愛の人であれば素直に会いたいと言えないのも分かる。

夢の中ではもちろん言える。

そりゃ愛する人が敵に回れば思考回路もショート寸前になるだろう。

 

「もいちど2人でMOONLIGHT

 

電話もできないMIDNIGHT

 

だって純情 どうしよう

 

ハートは万華鏡」

 

うさぎと某CV古谷徹はよくデートをする。

羨ましい限りだ。

そんな仲なのに「もいちど」と切に願うということは、やはり相手との別れが迫ってる状況がうさぎちゃんの目の前にあるのだろう。

今回で言えば、相手が敵になってるというシチュエーションがそれにあたると思われる。

 

まぁ深夜に電話をするのは迷惑だろうし、何より大事なことを言う時は韻を踏みがちというのは英語のことわざとか見ててもよく分かる。

「Easy come,easy go」的なやつ。

要は「電話もできないMIDNIGHT」っていうのはあえて「night」で韻を踏むことで2人がなかなか会えない状況にあることを伝える前の部分の歌詞を強調してるのだろう。

でもうさぎちゃんは純情だからこの状況に対してどうしようって思ってる。

 

からの「ハートは万華鏡」である。

万華鏡はレンズから見える景色がコロコロ変わる、しかしそのどれもが綺麗だ。

ムーンが敵に回った某CV古谷徹を倒すかそれとも倒さずどうにかしようとするのか、心をグルグルさせても彼との思い出に映る彼はいつでもカッコいい。

まぁそんな思いを比喩的に言ってるんだろう。

 

「月の光に導かれ

 

何度も巡り会う」

 

これはセーラームーンのストーリー全体を通じた大きな物語の移り変わりだろう。

ムーンがいる限り2人は出会える。そんな感じ。

 

「星座の瞬き数え

 

占う恋の行方

 

同じ国に生まれたの

 

ラクル・ロマンス」

 

「星座の瞬き数え」の部分が分からない。

特別ストーリーでもキーになる星座は出てこないので、少し拡大解釈をしてみることにする。

 

地球から星座を数えるということは地球から輝く星たちを見ることだから、もちろんうさぎちゃんの目には自分のふるさとである月も見えている。

月を見ながら前世の記憶でも呼び起こしているのだろう。自身と某CV古谷徹の関係について考えながら。

ラストは簡単。

2人とも未来の月の国から転生しながらも同じ国の同じ地で生きていることがミラクル・ロマンスであるということ。

 

要はこの歌ってプリンセス・セレニティとプリンス・エンディミオンの関係を描いた盛大なフラグだったのではないか?という結論に勝手に至った。

 

うさぎちゃんが前世の記憶に思いを馳せるときにこの曲が流れがちということから考えてもそう考えるのが自然じゃないかな?って思う。

 

授業1個潰しました。

 

終わり。