がくが綴る何か

思ったことをテキトーな頻度で文にまとめ更新していこうかと思います。

宇宙世紀についてふと考えたこと

やりたいことが多い時。

「1日が○○時間あったらなぁ」って思うことは

あると思う。

 

日が昇って、また昇るまで。

いつか、どこかの誰かが気まぐれでそこに「時間」を持ち込み、24等分し、それをさらに60等分し…

 

「1日=24時間」、これは当たり前ではないはずなのだ。

 

日が昇って、また日が昇るまでを「1日」と定義付けなくても良いはずなのだ。

 

「1日が○○時間あったらなぁ」と思ってる諸君、朗報だ。

 

君が世界を回す人間になって、「1日の時間を今より長くする!」と言えば、長い時間はかかるかもしれないが受け入れられるはずなのだ。

 

 

ガンダム」、いわゆる「ニュータイプ」と呼ばれる人間が出てくる世界の時間は「宇宙世紀」と呼ばれている。

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初代のガンダムでは「一年戦争」と呼ばれる戦争が描かれている。

調べてみたところ、この一年戦争宇宙世紀0079年1月3日から0080年1月1日まで続いた戦争だという。

 

一応日付は書いてあるものの、宇宙世紀の1日と僕らが身を委ねている「西暦」という時間の流れの中の1日は違うかもしれない。

 

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機動戦士ガンダムUC」という作品も宇宙世紀を描いており、話の中で宇宙世紀の始まりを告げるシーンがある。

1人の男がこう演説をするのだ。

 

「去りゆく西暦の時代を、感謝と感慨をもって見送ろうではありませんか。そして、新たなる世界、宇宙世紀の始まりを、笑顔で迎えましょう。さようなら、西暦。ようこそ、宇宙世紀

 

なかなか鮮烈なイメージを脳に焼き付ける演説だと感じた。

そしてこの演説からも、宇宙世紀と西暦はおそらく違う時間の流れなのではないかと思うのだ。1日の長さとかは変わらないのに単に西暦が宇宙世紀になるという元号が変わるみたいなノリにしてはあまりに大袈裟な規模で集会が行われているので。

 

新しい時間を作ること、それは能力がある人にとって夢だったのだろう。

能力がある人ほどやりたいこととできることの乖離が時間という制約によって拡がるので、時間の概念そのものを変えるのはある意味一番手っ取り早いとも言える。