がくが綴る何か

思ったことをテキトーな頻度で文にまとめ更新していこうかと思います。

女の子とパチ屋に行った話

去年の今ぐらいだろうか。

 

とにかくめちゃくちゃ暑かったのは覚えているので脳内で勝手に去年の夏頃のできごとだと思っている。

 

友人の女の子とパチ屋に行った。

 

その子はなんだったかの影響でパチンコの動画を見ることがあってパチンコに興味があるというようなことを言っていたので、誘うことにした。

 

f:id:gaku__3:20210821222127j:image

(あっ…)

 

そんなに特別よく話すというような間柄ではなく、異性だし、誘う場所が誘う場所だったのでそれなりに緊張したが、意外にもすんなり予定が立った。

 

そうして2人で渋谷のパチ屋に行くことになった。

 

しかし相手は女の子。

どこの大学生が女の子と渋谷に行って一緒にパチ屋に行くだろうか。

何か大学生っぽい気の利かせ方はできないだろうか。

 

誘ったのはこっちからなのでその辺を悩みに悩んだ結果、

 

「集合場所は原宿にしよう」

 

そういうことになった。相手も受け入れてくれた。

 

原宿で大学生っぽいオシャレなランチを前フリにパチンコ?違う。

 

竹下通りで験担ぎに虹色のクソデカ綿あめ?

惜しいけど違う。

 

僕が原宿集合にした理由はただ1つ。

 

パチ屋に行く前に明治神宮で勝てるようにお参りしよう」

 

それだけだ。

 

当日、無事に原宿に集合し、2人で明治神宮の中を歩いた。外が暑い分明治神宮は木がたくさんで(語彙力)だいぶ涼しかった。

 

賽銭箱の前に2人で立ち、「大当たりとご縁がありますように」ということで賽銭箱に五円玉を投げ入れ、二礼二拍手。最後に一礼して明治神宮を後に。

 

ちなみにぼくはホントに「今日パチンコで勝てますように」とお祈りした。

 

明治神宮を出るまで歩きながら女装について話せたのは良かった。なかなかファッションやメイクの話をする友達はいないので。

 

明治神宮を出て、そのまま渋谷のパチ屋まで2人で歩いた。

中に入ると、

ぼく「涼しい〜!」

女の子「うるさ〜い!」

 

その子はもちろん初めてのパチ屋だったのでその感想が自然だと思う。

 

「恐ろしいことにパチンコ打ってるとこの音にも慣れてくるよ」と言うと、「そこまでのめり込まないようには気をつける」と笑いながら。

 

打つ台についてはパチ屋までの道すがら何となく考えていた。

 

その子はパチンコの動画は見たことがあるとのことだった。実際にパチンコを打つと、台やボタンが震えたり、台によっては筐体から風が吹いたりと、動画では感じられない演出がたくさんあるので、そういった振動や風を分かりやすく感じられる台がいいかな、と思って選んだ台がこれ。

 

f:id:gaku__3:20210821224331j:image

ぱちんこAKB48 ワン・ツー・スリー!! フェスティバル

 

とにかくボタンの振動がスゴい、筐体のハンドル(画像の右下の部分)から風が吹くことがある、AKBという有名なコンテンツを扱ってるから取っ付きやすい、そういう理由でこの台を選んだ。

 

ちなみにぼくはその横にあった

f:id:gaku__3:20210821224816j:image

CR烈火の炎2を打つことにした。

 

「その子が当たらなかったらどうしよう」と心配だったが、見るからに熱い演出が絡んで割と早めに当てることができていた。一安心。

ボタンを押したときの震えがスゴくてビックリしてたし、「当たるとおもしろいね」と言ってくれたのでよかった。

しかし確変に入らず、とりあえずまだ続けることになった。

結局その子は当てたのはその1回で、2回くらい当たるチャンスがあったのだが外してて「ツイてないなぁ…」と感じた。

 

その時はあえてどれくらいチャンスだったか言わなかったのだが、1つは変動開始時にタイマーが3つストックされており、タイマーが0になったタイミングで出てくる演出によっては十分当たりに期待できるものだった。

もう1つはAKBの子たちが歌うリーチで、曲のタイトルが金色になっていたことである。これに関しては出た時点で9割は当たりに繋がるので内心「ほぼ貰った!」と思っていたのだが外しており、当の本人は何も知らないのでキョトンとしていたが、9割当たりに繋がると知ってるぼくからすればかなりショックだったし、まぁこのことは黙っておくか、ってなった。

 

ぼくはかなり投資が嵩んでしまったが、何とか当てて確変にも入れて投資を少し捲ることができた。

 

2人でパチ屋を出ると、その子はもう少し長い時間パチ屋にいることになるのだろうと思ってたらしいので2人とも暇になってしまい、近くのカラオケ屋に入り夜ご飯に焼肉を食べた。

 

その日の終わりにその子に「今日は楽しかった」と言ってもらえたのでホントに安心した。

あまりにも予測不可能なイベントを無事に終えることができてホッとしたというのが大きい。

 

ただ1つ、後悔していることと言えばパチンコでその子は負けてぼくは少し勝ったのだからせめてカラオケか焼肉のどっちかは奢るべきだったなぁとは反省している。

ギャンブルで増えたお金くらいは自分で働いて稼いだお金よりも軽率に誰かのためになるべく使おうと思った1日だった。